リード線の皮むきをします。
*リード線の皮むき作業でしん線を傷つけた場合、電子工作が全く動作しない、または、動いたり止まったりする原因になりますので、丁寧に作業しましょう。
ニッパーとワイヤーストリッパーを使います。
写真を参考に、5センチほどのリード線を使って、何度か練習しましょう。
リード線を必要な長さにニッパーを使って切ります。
リード線の先端から数ミリほどのところを、ワイヤーストリッパーの穴にはさみます。
しん線がより線の場合は、AWG24(0.5MMまたは0.2mm2)の穴を使います。
(むく長さは、2ミリほどで、はんだ付けの対象先によっては長くします。)
しん線が単芯の場合は、AWG22(0.65MMまたは0.3mm2)の穴を使います。
(ブレッドボードで使う場合は、むく長さは5ミリほどで、はんだ付けの対象先によっては短くします。)
そのままリード線をまっすぐに引けば被ふくがむけます。
むいた被ふくは、飛び散らないようにします。
(ぞうきんの上に落として、後で小皿に移します。)
しん線がより線の場合は、先がばらけないように指先でねじっておきます。
反対側の先も同じようにします。
被ふくが上手くとれない場合は、穴が間違っていないか確かめてから、少し内側でやり直します。
しん線が一部取れてしまう場合は、穴が小さく間違っています。
その場合は、ニッパーでそこを切り取ってからやり直します。
電子工作が全く動作しない、または、動いたり止まったりする場合、この作業でしん線を傷つけたのが大きな原因です。