ラズパイを用いた電子工作へようこそ。一緒に作って楽しみましょう。
まずは電子工作の準備です。
いきなりですが、ほぼできあがったブレッドボードを見てみましょう。
2枚は、単三電池3本を電源にします。
もう1枚は、単三電池2本を電源にします。
すべて完成するとごみが写真のように出てきます。(まき散らさないようにしましょう。)
さて、順を追って作っていきましょう。
まずは、パパに「セットアップ編」を見てもらってラズパイを用意してもらってください。
次は、「工具編」を参考に、工具を準備します。
部品を準備します。 練習で使う部品は、次のとおりです。
1/4W抵抗 10kΩ MFS25F10KRB 数十
工作では、このほかには1/4W抵抗 1kΩ MFS25F1KRBの2種類しか使いません。(写真のような100本入りのお得品を探しましょう)
両面ユニバーサル基板 Dタイプ AE-D-4H_TH 数枚
単芯電線 耐熱通信機器用ビニル電線 2m×10色 導体径0.65mm単芯
より線電線 耐熱電子ワイヤー 2m×10色 外径1.22mm(UL3265 AWG24)
「皮むき編」、「足まげ編」、「はんだ付け編」をよく読んで練習します。
うまくできるようになりましたか。
いよいよ電子工作を始めます。
ブレッドボード BB-102
トランジスタアレイ TD62083AP
LED お好きなもの 写真右側がLEDの長い足
1/4W抵抗 10kΩ
単芯電線 色は写真と同じもの ちょうどよい長さとしましょう
8点LED表示ユニット KP-LED8A なくてもOK(ピンヘッダーのはんだ付けが必要です)
電池ボックス 単3×3本 リード線・スイッチ付き BH-331-3AS
ブレッドボードジャンパーワイヤー・オスオス 9本
写真のようにブレッドボードに差し込みます。
前から見た写真です↓
後ろから見た写真です↓
ラズパイにつなぐためのブレッドボードジャンパーワイヤー・オスオスを差し込みます。
ラズパイとつなぐ端子番号は、黒が39、その上の橙が11、右に順に、15、16、18、22、29、31、37です。
配線が出来て、8点LED表示ユニットがあれば、ブレッドボードジャンパーワイヤーを使って、電池のスイッチを入れてLEDが点灯するか確かめます。
写真手前の3から10の穴を順に試します。
これは、第2章からの多くの回路を動かす共通の部分です。
なお、ラズパイの端子には、ブレッドボードジャンパーワイヤー・メスメスをつなぎます。
(メスオスだと、つながないとき、先でショートするとラズパイが壊れます。)
長さは、約15cmで、40本必要です。インデックスシールに端子番号を書いて貼っておくと接続の間違いを防げます。
また、そこからブレッドボードにつなぐのは、長さ10から15cmのブレッドボードジャンパーワイヤー・オスオスです。
このオスオスの残りは、まだつなぎません。
ちょっとお勉強しましょう。
ブレッドボードの上に、抵抗を、直列と並列につないで、テスターで抵抗値を計ってみましょう。
2個から3個、4個にして見て同じ様に計ってみます。
それぞれの1個の値に比べて、どうなりましたか。(抵抗には、誤差が約1%あるのが分かります。)
1kΩと10kΩしかなくても、500Ωや3.3kΩが作れるわけです。 電気の基礎が、少し学べましたね。